校長講話(2年) 教務学生課

4月26日に、2年生を対象にした校長講話がありました。

まず、「未来を創る君たちに考えてほしいこと」と題して、急速な人口減少、大規模自然災害、感染症の蔓延など、これまでにない社会情勢の変化を経験するような時には、探究型学習が有効であることを学びました。

 その後、世界の若者の意識調査から、日本の若者は、他の国に比べて自分を肯定的にみる割合が小さいデータが示され、これらに対するグループディスカッションを行いました。

 (質問項目)「自分自身に満足している」「自分には長所がある」「自分は役に立たないと強く感じる」「うまくいくか分からないことに対し意欲的に取り組む」

 学生は4,5人のグループとなり、思い思いの意見を交わしました。

 日本人に対しては「謙虚」「失敗すると怒られる」「出る杭は打たれる」「長所に気づいていない」などの意見が出た一方で、「意識の持ちようだ」「比較して意味があるのか」「必ずしも現実を表していない」など、分析的な視点で、冷静に見る学生の意見もありました。

 前回と同様、教職員一同、頭を柔らかくすることができた一日となりました。

 今回の意見も、ホールの壁に貼って、当分の間みんなが見ることができるようにしました。

意見をグルーピング
グループを代表して発表