IT会計ビジネス科

企業会計とビジネス情報のスペシャリストを目指します。→国際経営科はこちら
学科の教育目標
ビジネス情報と企業会計の高度なスキルとコミュニケーション能力を身に付けた地域経済を担うリーダー候補の育成を目指します。
学科の特色
- クラウド会計※1、RPA※2を学ぶ実践科目の実施(コンピュータ会計実習Ⅰ・Ⅱ・情報マネジメント演習)
- 習熟度別クラスによる学習進度に応じた教育訓練(簿記論Ⅰ・Ⅱ)
- ニチイ学館の協力により医療事務技能審査試験に対応した授業科目を設置(医療事務Ⅰ・Ⅱ)
- 地元産業界のニーズや地域の産業構造にマッチしたカリキュラムを用意、地元就職に有利
- ビジネスの実務経験豊富な教員を多数配置、就職後すぐに役立つ技能が習得できる
※1:インターネット技術を利用し、企業の会計処理をいつでもどこでも可能にするシステム
※2:Robotic Process Automation の略で事務管理系の定型業務を自動処理するシステム
カリキュラム
1年次にはビジネス情報・企業会計・コミュニケーションの3つの分野を基本をしっかりと身に付けて、2年次にそれぞれの分野の高度な知識・技能を身に付けていきます。

IT会計ビジネス科からのお知らせ
・令和2年11月2日 羽黒山にて校外学習を行いました。
授業科目の紹介
情報マネジメント論(ビジネス情報分野)

現在、ビジネスの経営管理、経営戦略においては情報を管理し、効率化を図ることが求められています。それを踏まえ、日々目まぐるしく進化している情報技術がビジネスにおいてどのように活用されているのかを理論、実習を通して学びます。また、さまざまなICTツールやビジネスソリューションの利活用により問題解決能力を養います。
コンピュータ会計実習Ⅱ(企業会計分野)

コンピュータ会計実習Ⅰで学習した基本的な会計ソフトの操作及び会計処理に加え、より実務的な会計処理(会計ソフトを利用した経営分析方法、予算・資金管理方法、キャッシュフロー計算書の活用方法など)について学習します。また、インターネットを通じて一定のサービスや機能を利用できる「クラウド会計」についても学習します。
コミュニケーション論(コミュニケーション分野)

コミュニケーションの定義、成立要件、基本的な理論モデルの知識とともに、言語・非言語コミュニケーションの基本技術、社会生活における個人間コミュニケーションと個人対集団コミュニケーションの技術、ビジネス活動における企業内コミュニケーションと企業間コミュニケーション技術について学びます。
取得可能な資格
- 日商簿記検定1級・2級・3級
- 日商PCプロフェッショナル(文書作成2級・データ活用2級・プレゼン資料作成2級)
- ITパスポート(国家資格)
- 情報セキュリティマネジメント(国家資格)NEW!
- 秘書実務検定2級
- FP技能士(国家資格)
- メディカルクラークⓇNEW!
本科卒業生は、申請により税理士試験の受験資格を得ることができます
国際経営科の就職先一覧(過去5年間)
主な就職分野
製造業(事務系職種)、金融業、卸売業・小売業、医療機関(医療事務職)、
会計事務所 ほか
教員からのメッセージ
IT会計ビジネス科 主任講師 原田 文規
ビジネスパーソンにとって必要不可欠な知識やスキルを身に付けます
国立社会保障・人口問題研究所によれば、2045年の庄内地域における生産人口年齢は2015年との比較で約半数になると予測されています。
その中で地域の活力を維持するにはクラウド会計ソフトやRPAといったツールの積極的な活用と、一人一人がスキルアップに努め、生産性を高めることが必要不可欠です。
IT会計ビジネス科では上記のような地域の状況や地元産業界からのニーズに積極的に対応し、ビジネス情報・企業会計・コミュニケーション分野を中心にビジネスパーソンにとって必要不可欠な知識やスキルを習得するための科目とゼミナールや企業実習といった座学だけでは得られない実践力をつけるための科目をバランスよく配置したカリキュラムを用意いたしました。
令和3年度からは株式会社ニチイ学館酒田支店様よりご協力をいただき、新たにメディカルクラーク®取得を目指す「医療事務Ⅰ・Ⅱ」も設置いたしました。
地域経済を担うリーダーを目指す皆さんのご入学を心よりお待ちしております!