庄内総合高校との連携授業を行いました。
10月10日(木)と16日(水)に庄内総合高校(総合科)との連携授業を本校の実習棟等で行いました。10日は2年生18名が、旋盤やフライス盤の使い方を学びながら文鎮を製作し、機械加工の基礎を学びました。16日は3年生7名が機械工学実験に取組みました。本校の制御機械科の学生は高校生に工作機械の操作方法の教えたり、実際の作業や実験の時は補助員として授業・実習・実験をサポートしました。残念ながら、当日は10年に1度の台風のため、4名が欠席となってしまいました。
10日の2年生の連携授業の様子
10日の2年生の授業・実習の内容は次のような流れで、2年生は機械加工の基礎を学び、文鎮を実際に製作しました。
・ロボット、機械加工について概要を説明
・旋盤作業
・フライス盤作業
・タップ、ダイス作業
・みがき作業
工藤教授が高校生にわかりやすくロボットの説明を行いました。
旋盤作業。制御機械科の学生が使い方を指導しています。
真剣にフライス盤で直角を出しています。案外難しい作業です。
16日の3年生の連携授業の様子
16日の3年生の機械工学実験では次のような流れで進めました。
・引張試験
・硬さ試験(ブリネル硬さ試験、ビッカース硬さ試験、ショア硬さ試験)
・熱処理(焼入れ)
・金属組織観察
・機械工学とロボットの関係について
スタッフ(制御機械科教官及びサポートする学生)と参加者(庄内総合高校の学生)
引張試験説明の様子です。真剣に聞いています。
飛田教授がビッカース硬さ試験の説明をしています。高校生はメモを取りながら聞いています。
ビッカース硬さ試験です。庄内総合高校出身の先輩が後輩に丁寧に教えています。
ブリネル硬さ試験の説明を真剣に聞いています。
ショア硬さ試験です。先輩が後輩に丁寧に教えています。
熱処理の炉です。真っ赤になっています。
工藤教授がロボットの説明をしています。